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コラム公開日 更新日

習い事の記事

郡 育代

早いものでもうすぐ1月も終わりますね。習い事を探し始める時期なので、ネットなどで記事をよく見かけるようになりました。

子供が嫌がっても習い事を続けさせるべきか?のような記事に、代表例としてピアノが挙げられることが多いような…😅お家で練習しない。本人が練習しないなら辞めさせる?続けさせる?といった内容です。ピアノって大変そうだな。という印象でしょうか。

そもそもですが、練習大好き!みたいなお子さんは、そうはいません。(なんでも初見で完璧に弾ける天才には楽しいかもしれませんが。)

レッスンに行くのはいいけれど練習が嫌。もう、当たり前です。レッスンに行くのが嫌でなければ問題ありません。なのでそこにいちいち突っ込まないでください。嫌というか面倒くさいのだと思います。聞き流しましょう。そこで怒られたら弾く気も失せます。

肝心なのは、「練習は歯磨きと同じで毎日するもの」とお子さんに対して親御さんが冷静な態度を崩さないでいることです。

我が家の子供達は小学生の頃、オンラインで英語を習っていました。先生から送られてくる課題を印刷してそれぞれクリアファイルにまとめて渡していました。Reading,Grammar,Essay,Vocabularyと項目を分けてチュックすることで、どの課題がどこまで進んだのか、自分で管理できるようにしていました。

そして、宿題をやったのか。とは聞きませんでした。どこまで進んだのか。と聞くように心がけていました。やるのは当たり前。という前提です。

保護者の方も同じように、練習しなさい!ではなく、今日はどの曲からやる?のようにお子さんに声かけをしていただけたらと思います。

また、レッスンでは練習の大変さを軽減するために、弾く前に楽譜を観察するように言います。初級までの曲は繰り返しが出てくるからです。

今週のレッスンの話。新しい曲を宿題に出すのに、とりあえず1段だけ右手の譜読みを一緒にしました。これと同じメロディはどこ?と探すと次の段も同じでした。中間部を挟んで最後もまた同じ。そうすると、譜読みするところは最初の1段と中間部だけ。譜読みするところにマークを付けます。

左手は和音だったのでここは和音分析です。和音は絵カードで「気をつけ」「はーい🙋‍♀️」「おじぎ」と教えているのですぐに弾けました。これならお家でできるね。と生徒さんと確認して宿題にしました。

逆に分かっていてもテクニック的に弾くのが難しい場合は、区切って宿題にします。例えば左手が動いていて右と合わせるのが難しければ、1小節や1拍ごとに区切ります。

子供は弾けていなくても次に進みたがるので、私は弾かない部分は付箋で隠します。

弾きたい部分のところだけ見せて、そこが弾けたら次を見せます。難しい箇所をクリアできれば残りの練習はスムーズにいきます。

このようにスモールステップを重ねて行くうちに、お子さん自身も練習の仕方が分かっていきます。最小限で最大限の効果が出るように練習すれば、めんどくさいけど、まあ、やるか…。という気になります。そして大体弾けてくればそこまで練習を苦に感じることは少ないでしょう。

保護者の方とは密に連絡を取り合っていますので、実は家で大変で…。となった場合は練習の仕方を本人と話し合います。練習項目を視覚化したチェックシートも活用します。

小さい生徒さんには海外サイトのかわいいPractice sheetを使用します。また、たまにはラグタイムのような面白い曲を宿題にして気分転換をはかります。

そもそも宿題が出るなら辞めます!となると習える種類は限られます。

宿題は出る。めんどくさいけれど工夫して頑張る。その積み重ねが成長となりピアノ以外でも役立ちます。