レッスン公開日 更新日
以前のブログです。体験レッスンで聞かれることが多いので再掲載します🎹
郡 育代
楽器についてご質問を受けたので書いてみようと思います。長文になりますがお付き合い下さい😌
レッスンを始めるのに楽器はあった方が良いですか?
あった方が良いですが、楽器といっても様々。キーボード、電子ピアノ、アップライト、グランドピアノ。それぞれに色々な機種や型番があり混乱しますよね…。
場所を取る上にお値段もピンキリです。
- キーボード
音色も鍵盤の重さも何もかもが違います。鍵盤が軽いと実際のピアノでは指の力が足りなくてきちんと弾けません。
- 電子ピアノ
かなり研究がされていますが、やはり電気の力で音が鳴るピアノ型の電子鍵盤機器です。鍵盤を弾くとセンサーが働いてアコースティック(生ピアノ)からサンプリングされた音がスピーカーから出ます。中に弦は張られていません。強弱はつけられても微妙な音色の変化までは難しいと思います。
鍵盤の重さは本物のピアノに近づけていますし、見た目は生ピアノと同じですがそもそも構造が違います。
- アップライトピアノ
中に弦が張られていて、鍵盤を弾くとハンマーが上がって弦を叩きます。弦を叩いた振動が響板に伝わりピアノ全体が共鳴します。叩いてない弦も共鳴し豊かな響きになります。弾き方によって音色や音質に変化をつけられます。
- グランドピアノ
連打回数が多く、水平に広がる響板から豊かな音の広がりと低音の鳴り、楽器全体の共鳴が魅力。
電子ピアノは20万〜50万超えまであり、効能?も様々で魅力的ですが、いくらハイグレードの機種を購入したとしても、音を鳴らすそもそもの構造が違うので生ピアノの代わりにはなりません。作りが違うのでいずれ限界がきます。レッスン室にあるグランドピアノとは見た目だけでなく中身も違うもの。ということをご理解いただきたいです。
ピアノは猫が歩いても音が出ます。なので幼児でも音が出せるのは当たり前なのです。
趣味でそこまで求めてないから生ピアノは要らない。でなく、音は出せますから、美しい音とは何か。美しい音をどうやって出すのか。が初めから指導内容になります。講師としては純粋に上達の観点から、電子ピアノでも生ピアノと同じように上達します!とは言えません。いつか限界が来るのは覚悟しておいて下さい。とお伝えしています。
親御さんが感じる前に、実際に弾いている生徒さんがもう無理!と言うパターンが多いです。曲が進んでいるのに思ったように弾けない!のジレンマから買い替えになるケースが多いです。
しかし生ピアノはお値段が張りますし、かと言って20万〜50万もする電子ピアノも、安くはありません。それなら急いで購入をせずに、小さいお子さんであればまずは安価なキーボードを用意してしばらく様子を見て、違いをよく知ってから何を購入するのかお考えになっても良いと思います。
ここまで違いを説明しましたが、電子ピアノが絶対にダメ!なわけではありません。
住宅事情でどうしても生ピアノが置けない場合もあります。調律が要らないメリットもあります。しかし今のハイクオリティな電子ピアノでも、実は構造が全く異なるため、
- レッスンの内容を家で再現するのが難しくなる。
- 発表会のホールで音が鳴らない。
- 同じ練習量なら電子ピアノと生ピアノでは技術に差が出てくる。
- 上達に伴い限界がきて、買い替える必要がある。
など課題があることはご理解ください。
生ピアノでも様々な型番、新品、中古とありますからそれぞれのメリット・デメリットを知ることからです。
レッスンを始る前になんだか敷居が高い感じになってしまいましたが😅
まずはレッスンで本物のピアノの音色に触れながら、それからお考えになる方が大半です✨初日からお家に楽器がないとレッスンが成立しません!とはなりませんのでご安心ください😊
在籍生徒さんで、中古や新品のピアノを購入希望の場合は、前の職場がご紹介ができます。ちなみに私には何の利点もありませんので、無理に紹介先で買うことはありません。知り合いの社員さんなので予算や目的に応じて親身になって探してくださいます。
音のプロに色々と聞くのも良いと思います。
わからないことがあればお気軽にご相談ください♪
